ROSALIE SORRELS
放浪のフォーク・シンガー、ロザリー・ソーレルズは、1960年代初めから活動し、 フォークウェイズ、プレスティッジからトラッド色が濃いアルバムをギター弾きの旦那さんと出し、 1967年の“If I Could Be The Rain”からは、相方のギターがミッチ・グリーンヒルに替わり、 自作曲が多くなりました。
1971年の“Travelin' Lady”では、ミッチ・グリーンヒルを中心としたバンドが付き、 オリジナル曲やユタ・フィリップスの曲を演ってます。 メンバーは、フィドルにダン・ヒックスのバンドのシド・ペイジ、 ドブロ、ペダル・スティールが、ジム・クウェスキンの“America”でドブロを弾いているメイン・スミスなどです。 タイトル曲“Travelin' Lady”やユタ・フィリップスの“Rock Me To Sleep”なんか、すごくカッコイイです。
一般的には、1973年のエリック・カズ、アーティ・トラウム、ビル・キース等が参加した ベアズヴィル録音のパラマウント盤の方が有名かもしれませんが、 この“Travelin' Lady”も、聴いて損はないはずです。