カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
RSS
 

大変ご迷惑をおかけしました。

急に入院することになり2週間ほど休みをいただきました。                                     すいませんでした。                                                                      本日より営業を再開します。                                                                    夏以降体調が悪く、新着商品の追加をしてませんでした。                                                50~60枚溜まってるので、少しずつですが出していきます。

THE ROOFTOP SINGERS

ご無沙汰してました。                                                                                                                            明けましておめでとうございます。(旧正月なので)

ルーフトップ・シンガーズは、タリアーズ、ウィーヴァ―ズを経てエリック・ダーリングが、                                                                                                                             1962年に作ったモダン・フォークのグループです。ダーリングのほか、                                                                           リン・ティラー、ビル・スヴァノーの3人組。                                                                                                                       65年に“Walk Right In”が大ヒット。VANGUARDに3枚のアルバムを残しています。                                                                                                                                                                  (3作目にヴォーカルが、リン・テイラーからミンディ・スチュアートに交代)

簡単に云うとジャズっぽいヴォーカルとフォークをダーリングのポップでモダンなセンスでブレンドした                                                                                                                                      グループという事で間違いないと思います。が、                                                                                                                   ドラムスとベースのリズム隊の存在も大きいと思います。                                                                                                                50年代後半からPRESTIGEのモダン・ジャズや傘下のSWINGVILLEやBLUESVILLEで                                                                                                                                                                                                   かなりの録音に参加しているウェンデル・マーシャルのベースの貢献度は高いです。

 

64年の2作目“Good Time !”は、“サンフランシスコ・ベイ・ブルース”                                                                                     “スウィングしなけりゃ意味ないね”“ロック・アイランド・ライン”等、                                                                                            超有名曲が入ってます。                                                                                                                                       そして、ルーフトップ・シンガーズにしては珍しいバンジョー弾き語りの                                                                                               マウンテン・ソングが入ってると思ったら、ダーリングのソロ作“Train Time”にも同じ曲が・・・・・・・。

 

64年のソロ通算3作目“Train Time”                                                                                                                                               

2011.12.18. Roy Bookbinder

ジョン・ミラーと比べると、若干知名度が落ちると思われるロイ・ブックバインダーは、                                                                                                                                       1972年にADELPHIからデビューし、                                                                                                                    フィンガー・ピッキングで戦前ブルースやラグタイム・ギターを奏でるギタリスト兼シンガーです。

1作目“Travelin' Man”は、全曲弾き語りで、ピンク・アンダーソン、                                                                         ゲイリー・ディヴィスやマクテル等をカバーしてます。

1975年の2作目、1977年の3作目は、人気のBLUE GOOSEからのリリース。

 

2作目の“Git-Fiddle Shuffle"は、フィドルのファッツ・カップランとのデュオ。                                                                      1曲アコギだけのインストがある他は、すべて二人で楽しく演ってます。                                                                        (二人ともバンジョーを弾いてる曲もあり。)                                                                                                             3作目“Ragtime Millionaire"は、ピアノやベースが付く曲があるのと                                                                                  弾き語りが多くなってます。1作目と2作目のいいとこ取りな感じ。

そして、1979年の“Goin' Back To Tampa"は、フィドルが無くなった代わりに                                                                                                   クラリネットやチューバ等の管楽器が入って幅が拡がったのと                                                                                                  スウィング感が増して、すごくカッコイイです。                                                                                                                                      メンフィス・ジャグ・バンドの“Cocaine Habit"は必聴です。

2011.12.09  AREA CODE 615

ナッシュヴィルのスタジオ・ミュージシャンが集まって出来た                                                                                             エリア・コード615は、2枚のオリジナル・アルバムを残しています。

1969年の1作目は、全曲インストでビートルズやオーティス・レディングの                                                                                          カバー等をストレートなロックで演ってます。

1970年の2作目は、オリジナル曲が増え、アレンジもかなり凝ってます。                                             A3は、パーカッションとハーモニカ、カリンバでアフリカン、A4はロシアっぽい曲調、                                                                                                                                                             歌入りも2曲有り、ハード・ロック一歩手前のような曲、と思えばファンキーな曲も有り。                                                                                                                                 という風に、いろんなタイプの曲があります。                                                                                                                      でも、散らかった感じが無く、すばらしいアルバムです。

2011.11.25  SIPPIE WALLACE

戦前にブルースで活躍して、一時、教会に入ってたシッピ―・ウォレスが俗世間に                                                                                                             復帰してからの1967年、ニューヨークでジム・クウェスキン&ジャグ・バンドと                                                                                           オーティス・スパンと行った録音。                                                                                                                                                   オーティス・スパンは4曲のみで、そのうち3曲はシッピーと二人だけのピアノ・ブルースで、                                                                                             あとクウェスキン・バンドとの録音。                                                                                                                                                                                        多分、ジム・クウェスキン&ジャグ・バンドとしての最後の録音だと思います。

音は、“Garden Of Joy”のサイケでフラワーなところが無く、                                                                                                  普通のジャグ・バンドです。                                                                                                                                            歌は、さすがの迫力ですが聴いてて疲れないのは、                                                                                                         歌ってる本人がリラックスしているから。ですかねぇ。

                                                                                                                   

2011.11.18  THE BROTHERS CAZIMERO

コンテンポラリー・ハワイ・ミュージックを確立させた                                                                                                                                      ピーター・ムーン率いるサンデイ・マノエの“Guava Jam”(69年)、“Cracked Seed"(72年)、                                                                                                                                             “Sunday Manoe 3”(73年)の名盤3作を支えたカジメロ兄弟の                                                                                                              1976年作で、兄弟名義の1作目。

兄ロバートのウッド・ベースと歌、弟ローランドの12弦ギターと歌で                                                                                         サンデイ・マノエの時と変わらないスタイルです。                                                                                                                            二人のハーモニーと、ギター、ウッド・ベース、ウクレレ等による                                                                                           シンプルなアコースティック・サウンドが全編にゆったりと流れています。                                                                               サンデイ・マノエよりトラディショナル色が強いので、安心して聴いてられます。

 

  1969年SUNDAY MANOE “Guava Jam”                                                                          

2011.11.14 Caribbean Sea

カテゴリーに“Caribbean Sea”を増やしました。                                                                                                カリプソが中心ですが、その他のカリブ海の音楽も扱いたいと                                                                                   思ってます。

まだ、量的に少ないですが、少しずつ充実させていきます。                                                                                                                          

JUDY HENSKE

顔に似合わず、かなり太いダミ声。そして、ダルい歌い方。                                                                           1963年のソロ・デビュー作でライヴ盤。                                                                                                                MCでは、観衆をかなり笑わせてます。

曲は、ほとんどトラディショナルなフォークやブルースで                                                                                               ジャズのビッグ・バンド、スモール・コンボによるジャズ・ブルースか、                                                                                          アコギ、ウッド・ベースやバンジョーによるフォーク・スタイルのどちらかで演奏されています。                                                                                                                                 どっちのスタイルでも、歌の迫力はものすごいです。

A2のスモール・コンボによる“Enpty Bed Bules”が、カッコよくて、                                                                                                トロンボーンがイイ感じです。                                                                                                                                         フォーク・スタイルだとA4の“Wade In The Water”がおススメです。

2011.10.28  MITCH GREENHILL

ミッチ・グリーンヒルは、ボストン、ケンブリッジのフォーク・シーンで1960年代初頭から活躍した人で、                                                                                                                           黒人ブルースに強く影響を受けたギタリストです。                                                                                                                   後にロザリー・ソーレルズを支えるギタリスト兼プロデューサーとしての仕事が有名だと思いますが、                                                                                                                                              同じ時期にランブリン・ジャック・エリオットの“Young Brigham”でギターを弾いたり、                                                                                                                                                              エリック・フォン・シュミットの“Who Knocked The Brains Out Of The Sky ?”のプロデュースをしたりしてます。

1964年にソロ1作目、65年に2作目をプレスティッジから出します。                                                                                   1作目は、ジェフ・マルダーのギター&ウォッシュボード、ビル・リーのウッド・ベース、自身の歌とギターで、                                                                                                                                                  カッコイイ、フォーク・ブルースを演ってます。                                                                                                    2作目は、自身のギター&バンジョー、ジェフ・マルダーのギター、                                                                                              ベースがフリッツ・リッチモンドのウォッシュタブ・ベースに替わり、                                                                                                          ジェフ・ガッチョンのピアノが加わり、音が厚くなり、よりカッコよくなってます。                                                                           「ア~、ア~」というコーラスの入るA3、トーキング・ブルースのA7以外インスト曲です。                                                                                                                                                               歌が無いのに、楽しさ感が伝わってくる、ほのぼのフォーク・ブルースです。                                                                                                                本当にブルースなどのルーツ・ミュージックが、好きで好きで仕様がないという気持ちが音に、                                                                                                                                       表れていると思います。                                                                                                                     

ピアノのジェフ・ガッチョンは、その後ハングリー・チャックに参加したり、                                                                                                                                                                     ジェフやマリア・マルダーのソロ作でも弾いてます。                                                                                                                                ワーナー/リプリーズのサンプラー“Record Show”に入ってるジェフ&マリアの                                                                      アルバム未収曲“All Bowed Down”は、ガッチョン作で、ハングリー・チャックでも                                                                                    ジェフ・マルダーがクラリネットで参加して再演してます。

    

                      

ROSALIE SORRELS

放浪のフォーク・シンガー、ロザリー・ソーレルズは、1960年代初めから活動し、                                                                                             フォークウェイズ、プレスティッジからトラッド色が濃いアルバムをギター弾きの旦那さんと出し、                                                                                                                                                                    1967年の“If I Could Be The Rain”からは、相方のギターがミッチ・グリーンヒルに替わり、                                                                                                                                                        自作曲が多くなりました。

1971年の“Travelin' Lady”では、ミッチ・グリーンヒルを中心としたバンドが付き、                                                                                                                     オリジナル曲やユタ・フィリップスの曲を演ってます。                                                                                                 メンバーは、フィドルにダン・ヒックスのバンドのシド・ペイジ、                                                                               ドブロ、ペダル・スティールが、ジム・クウェスキンの“America”でドブロを弾いているメイン・スミスなどです。                                                                                                                                 タイトル曲“Travelin' Lady”やユタ・フィリップスの“Rock Me To Sleep”なんか、すごくカッコイイです。

一般的には、1973年のエリック・カズ、アーティ・トラウム、ビル・キース等が参加した                                                                                                                                                             ベアズヴィル録音のパラマウント盤の方が有名かもしれませんが、                                                                                                                                        この“Travelin' Lady”も、聴いて損はないはずです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

ページトップへ