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2011.12.18. Roy Bookbinder

ジョン・ミラーと比べると、若干知名度が落ちると思われるロイ・ブックバインダーは、                                                                                                                                       1972年にADELPHIからデビューし、                                                                                                                    フィンガー・ピッキングで戦前ブルースやラグタイム・ギターを奏でるギタリスト兼シンガーです。

1作目“Travelin' Man”は、全曲弾き語りで、ピンク・アンダーソン、                                                                         ゲイリー・ディヴィスやマクテル等をカバーしてます。

1975年の2作目、1977年の3作目は、人気のBLUE GOOSEからのリリース。

 

2作目の“Git-Fiddle Shuffle"は、フィドルのファッツ・カップランとのデュオ。                                                                      1曲アコギだけのインストがある他は、すべて二人で楽しく演ってます。                                                                        (二人ともバンジョーを弾いてる曲もあり。)                                                                                                             3作目“Ragtime Millionaire"は、ピアノやベースが付く曲があるのと                                                                                  弾き語りが多くなってます。1作目と2作目のいいとこ取りな感じ。

そして、1979年の“Goin' Back To Tampa"は、フィドルが無くなった代わりに                                                                                                   クラリネットやチューバ等の管楽器が入って幅が拡がったのと                                                                                                  スウィング感が増して、すごくカッコイイです。                                                                                                                                      メンフィス・ジャグ・バンドの“Cocaine Habit"は必聴です。

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